いじめを解決する気のない学校に突きつけるべき「二つの文書」

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いじめ被害を訴えても、学校側が本腰を入れて解決に動いてくれないというケースはままあります。そんな時、親としてはどう動くべきなのでしょうか。今回の無料メルマガ『いじめから子供を守ろう!ネットワーク』では、いじめ解決に力を発揮する「文書」の具体的な作成方法を紹介してくださっています。

いじめ解決に向けて-文書の大切さ

先日はこのようなご相談を受けました。

「夏休みになったら学校は指導できないと言うんです。2学期が始まっても、うちの子が、学校に行けるかどうかも分からないのに。いじめに対応してくれません」

しかも、担任から、

「いったいお母さんは何をしてほしいんですかと言われたんです」

と本当にお困りのお電話でした。

「先生は教育のプロだから、いじめを相談したら、すぐに適切に対処してくれるはず」と、私たち保護者は期待してしまいます。しかし、上記のケースのように、いじめが解決されないまま時間がたってしまうことがあります。特に夏休み前などは、早急にいじめを解決しなくてはなりません。

このような膠着状態になってしまった時に「文書が早期解決への道を開くことがあります。私たちは、「いじめ被害経緯書」と学校への「いじめ解決の要望書」の2つの文書を作ることをお勧めしています。「面倒だ」とか、「そんな大げさなことまでしたくない」とおっしゃる方もおられますが、しかし、文書はいじめ解決への大きな力となります。

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