「大人の店」を目指すはずの店舗でAKBを流してはいけない理由

 

こういった事態を招かない様にするために、「内側で会社の理念を共有したり、ただ単に「チェックリスト」で仕事をするのではなく、各人に店のコンセプトの共有を図ったりすることが大切なのです。

今の時代は、いかにお客様に「選んでいただく」「選ばれる」ことが大切で、そのためにも、ブランディングの取り組みがとても大切だと、僕は考えています。

特に、上記にあったように、店をマニュアル的に運営するだけでなく、また、ただ集客だけに力をいれるだけでなく、自社・自店がどういった思いで経営しているのか、どんな価値をお客様に滞京するのか、どんな体験をお客様にしてもらうのか、そして、店のコンセプトに基づき、各仕事がどうコンセプトと関連しているのか等を店で働くスタッフに、何度も何度も伝え、浸透させていくことも「ブランディング」につながる、つまり、お客様に「選ばれるお店」になるということです。

皆さんの会社では、自社のこと店のことをどれだけ社内で共有する深める時間を作っていますか?この時間をどれだけ割けるかが、今後、店が生き残っていく店が増えることにつながると考えてもいいのではないでしょうか?

image by: Shutterstock.com

中西敏弘この著者の記事一覧

若手飲食店コンサルタントとして、人気急上昇中の飲食店経営コンサルタント、中西敏弘が「売れる」飲食店作りの秘訣を論理的に、そして分かりやすく解説します。

無料メルマガ好評配信中

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 飲食店経営塾 』

【著者】 中西敏弘 【発行周期】 毎週2回

print
いま読まれてます

  • 「大人の店」を目指すはずの店舗でAKBを流してはいけない理由
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け