夏休みの宿題と言えば、いつの時代も学習ドリルや自由研究、工作ですね。子どもの頃、夏休みを満喫しすぎて、終盤になって何も手をつけていないことに慌てたり、始業式の前日になって親に手伝ってもらったりした思い出のある人も少なくないのではないでしょうか。
ところで、実際どれくらいの子どもが、夏休みの宿題を親に手伝ってもらっているのでしょうか。2017年6月に、ショップジャパンが0歳から15歳の子どもを持つ親800名にインターネット調査したところ、驚くべき結果がでたそうです。
子どもの宿題を手伝っている親は6割にも!
子どもの夏休みの宿題を手伝っている親の割合は、親全体の回答では40.1%ですが、 子どもの年齢別に見ると、 子どもの年齢が9~12歳の親は、64.4%、13~15歳の親は60%と、9歳以上からは逆転していることが分かりました。
パパとママでは手伝う理由が違う
子どもの「夏休みの宿題」を手伝う理由は、 ママとパパで二分!ママは「取り組み方のコツが分からなそうだから」と現実的である一方、 パパは「子どもとのコミュニケーションのため」と子どもとの関係性が理由。
「夏休みの宿題」を手伝う理由は何かという問いに対し、 「取り組み方のコツがわからなそうだから」と答えたママは52.1%に対し、 「子どもとのコミュニケーションのため」と答えたパパは53.3%と、 明確に違いが出ています。
13歳以上の7割が「自由研究」を手伝ってもらう
特に子どもの年齢が13歳以上の親の約7割が「自由研究」を手伝っているという結果がでました。
子どもの「夏休みの宿題」で手伝ったことがある、 または、 手伝いたいものは何かの問いに対して62.6%の方が「自由研究」と答え、 次いで42.1%の方が「工作」であることがわかりました。 また、 年齢別に比較すると、 子どもの年齢が13歳以上の方の76%が、 「自由研究」と答えています。
このように、子どもの自由な発想や創造性を育むためのはずの「自由研究」が、フタを開けてみれば約半数の割合で親の指導・サポートによる「不自由研究」だということが判明するという、皮肉な結果となりました。