在米日本人が、日本の「駅弁」を羨ましがる納得の理由

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世界でも高く評価されている日本の「和食」ですが、その中でも根強い人気を誇っているのが「駅弁」。とくに海外で暮らす日本人にとって、ご当地名物を手軽に味わえる駅弁には郷愁の念を強くするそうですよ。なぜ駅弁は日本で100年以上も愛され続けているのでしょうか。NY在住で『メルマガ「ニューヨークの遊び方」』の著者・りばてぃさんは、日本の駅弁人気の謎と、アメリカの最新食事情について、楽しいエピソードを織り交ぜながら紹介しています。

日本駅弁は体験の1つ

日本独特の文化である駅弁

蟹入り弁当やいか飯、牛肉弁当に穴子といった地元ならではの高級食材を使ったものから、幕ノ内そぼろ弁当といったシンプルなお弁当など様々。

日本のテレビの特集やお友達のSNSでの投稿など駅弁の話題が出る度にとても羨ましくなる日本のものの1つだ。

駅弁の起源については諸説あるものの、今から132年も前の1885年(明治18年)7月16日に日本鉄道(当時)が大宮─宇都宮間を開通し、それと同時に宇都宮の旅館の白木屋が、駅でお弁当を売り始めたのが駅弁の発祥と言われている。

おにぎり2個とたくあん2切れを竹の皮に包んで5銭で売ったそうだ。132年も前のこと。

その後、駅弁は広まり今では4千種類もあるという。

(ご参考)・駅弁「誕生」から132年、超素朴だった 最初のメニュー進化の歴史

駅弁ブームは度々訪れるが、また最近ちょっとしたブームのようで、東京駅にできた日本各地の駅弁が集まる「駅弁のアンテナショップ」にはつねに多くのひとだかりができているという。

(ご参考)・「全国の駅弁を売る店」が東京駅にあるワケ 使命は「地方の駅弁業者を元気にすること」

本当に羨ましい。

なぜなら、アメリカには駅弁がない

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