台湾で大成功。日本の外食チェーンが「味を変えず」に成功できる理由

 

飲食交流が進めば、付随的に文化交流も進みます。そこを狙って登場したのが蔦屋台北店。台北市の最先端を行く信義区に1号店を今年1月に出店しました。信義区の書店といえば誠品書店の大型店ですが、それを上回る広さで挑んでいます。

蔦屋の台湾出資におけるパートナーは台湾の優良企業である中環公司です。この会社は、もともとはメモリーなどの機器メーカーでしたが、近年では娯楽事業にも進出していることから、書店へも出資したのでしょう。写真を見れば分かりますが、蔦屋信義店は、ゆったりとした空間に1万5,000点ほどの書物。店内にはカフェスペースも儲けてあり優雅な雰囲気です。

台湾に「TSUTAYA BOOKSTORE 信義店」オープン。コーヒーやお酒を飲みながら読書ができる

こうして日台交流はどんどん加速しています。経済活動の面でこれだけ交流が加速した後は、政治的交流も進めて欲しいものです。

image by: Nissystock, Errystock, Tabatterstock

黄文雄この著者の記事一覧

台湾出身の評論家・黄文雄が、歪められた日本の歴史を正し、中国・韓国・台湾などアジアの最新情報を解説。歴史を見る目が変われば、いま日本周辺で何が起きているかがわかる!

有料メルマガ好評配信中

  初月無料で読んでみる  

この記事が気に入ったら登録!しよう 『 黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」 』

【著者】 黄文雄 【月額】 初月無料!月額660円(税込) 【発行周期】 毎週 火曜日 発行予定

print
いま読まれてます

  • 台湾で大成功。日本の外食チェーンが「味を変えず」に成功できる理由
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け