「若い時の苦労は買ってでもせよ」とはよく聞きますが、「若い頃にはおカネで困った方が良い」とするのは無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさん。佐藤さんはご自身の経験から、若い頃に困窮したからこそ得られたというメリットを紹介しています。
ビンボーで良いのは若いうちだけ
私は若い頃、非常にビンボーでして今思い出しても寒イボが立つくらいのイヤな思い出です。派遣社員って、15日と30日にお給料が振り込まれるわけですが、その前の日には残高が3桁になるんですね。当時のATMってお札しか使えなかったんで、それはつまり引き出せるだけ引き出した状態ってことです。
この状態ではちょっとアクシデントがあると(これが良く起こるんですわ)、あっという間に日々の生活にも事欠くようになるわけです。幸いなことに実家で家賃が掛からなかったから生き延びられたようなものですよ。
おまけにこういう状態なのに、ギャンブルは一人前以上にやるので、給料日の翌日のレースで有り金のほとんどをやられちゃったなんてこともたびたび起こるわけです。そうなると、次の給料までの2週間を1万円で過ごさなきゃならないなんてことになるんですね。ま、自業自得なんですけど、おカネがない切なさは、普通の人以上に体験したわけです。
その結果分かったのは、
● 若い頃にはおカネでウンと困った方が良い
ということでした。