「メモを取らないゆとり世代の新人」を嘆く上司に欠けているモノ

 

これが、メモを取ってもらえるように工夫をすると伝え方が変わってきます。

「こういう時はこうしなければいけないんだけど、他にどんなパターンが考えられる? 3つ書き出したら見せに来て」

強制的とまでは言いませんが、何かに書かないと課題をクリアできないんです。そうすると、自然とメモを取るしか道はなくなってしまいます。

仕事を覚えてもらう、伝えたいことを意識してもらうためには、メモは欠かせないことかもしれません。しかし、一方的に伝えるだけなら、メモではなく、動画や写真の方がよっぽど効率が良いことも増えています。

何をメモしてもらいたいのか? 書くという行為で、何を学んで欲しいのか? そんなところまで考えた伝え方でなければ、いつまで経っても、「これだからゆとりは…」という口癖を続けるだけになるでしょう。

メモを取るという行為は、確かに大事なことかもしれません。でもそれ以上に、メモを取ってもらうような伝え方ができているかどうかの方が大事です。

どんな工夫をすれば、メモに取ってもらえるか? メモだけではなく、どうすれば記録しようと動いてくれるか? そんな伝え方を考えてみてください。

今日のおさらいです。

  • メモを取れ! ではなく、取りたくなる伝え方を工夫する。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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