パーキングメーターの「謎の手数料」に、警察OB天下り団体の影

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メルマガ『ジャンクハンター吉田の疑問だらけの道路交通法』の著者で交通ジャーナリストの吉田武さんが、現役の警察官Tさんへのインタビューで「自転車の取り締まり」に関する裏話を暴露する当シリーズ。「警察の適当な違反キップ処理」について語られた前回に続き、今回は当たり前のように見かけるけれど意外と知らないパーキングメーターと警察の関係性が明かされています。

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Tさん:自転車ナビライン・ナビマークが道路の左側へ敷かれているだけで、路上にクルマを駐停車しなくなっているドライバーが増えたのは良い傾向ですし、ドライバーの方々がここにクルマを止めたら自転車の走行を妨害してしまうと懸念してくれていることもあり、私たちにとってはナビライン・ナビマークのおかげで路上駐車が減っている現状を良いことだと思っています。

吉田:いえ、自転車ナビライン・ナビマークができたばかりの頃(確か4年ぐらい前だったかな?)って、路上のパーキングメーターを撤去までして路上へ自転車用のペインティングしている様子を見かけました。ですが……次第にパーキングメーターを撤去せず、メーター設置道路だけにはナビライン・ナビマークを敷かずにわざわざ飛ばして、次のブロックにペインティングするようになったんですよね。あれはなんだったんだろうと気になっていたんですが、それこそ天下り法人がクルマを駐車した時の謎の”手数料”がもらえなくなるから(パーキングメーターを撤去しないように)難癖付けたとしか思えないんですよ。

Tさん:うーん、それはどうなんでしょうかね。

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