上記に関連しますが先日、自動車修理で儲かっている社長さんとお話しする機会がありました。同社が専門にしてるのは「雹(ひょう)でへこんだ車の修理」なのだそうです。
「雹なんてそんなに降るんですか?」
「ちゃんと商売になるんですか?」
と興味津々だったのですが、日本には毎年数回かなり大きな雹が降るのとのこと。で、お客さんの自動車を預かっているディーラーやら中古車ショップは、雹が降るともう大変です。一斉に手持ちの自動車のボディが細かく凹むわけですから、「雹害車」を直さないと商売になりません。
さらに雹は同一地域に一斉に降るので、その地域での被害車は一気に数万から数十万台にもなるそうで、修理工場も追いつかないのだそうです。さらに変に修理をすると、「事故車」になって下取り価格が下落してしまいます。
ここまでの段階で、
- お客さんはどんな問題を持っているか
- その市場が存在しているか
は完全に満たしているのですが、問題はステップ3の「自分にその問題を解決できるソルーションはあるか?」です。