ゲーツ国防長官の訪中を狙いすましたかのようにJ-20の試験飛行が行われたのは、いまでも鮮明に思い出すことができます。それが2011年1月。それからJ-31の登場までわずか6年。まだ2機を試験運用している段階ですが、着実な歩みというか、恐るべし中国というか…。
あとは米国のF-35が高い能力を備え、F-22も一定の能力にあるNCW(ネットワーク中心の戦い)の能力ですが、これは中国のデータ中継用の人工衛星の数量や性能に関わる問題があり、こちらはいま少し時間が必要かもしれません。(小川和久)
※初出時より内容の一部を変更いたしました。
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