なぜドラッグストアの食品は安いのか? コスモス薬品の型破り戦略

 

◆戦略分析

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■戦場・競合

  • 戦場(顧客視点での自社の事業領域):小商圏型メガドラッグストア
  • 競合(お客様の選択肢):食品スーパー、コンビニ、小商圏型ディスカウントストア、500平方メートル型ドラッグストア
  • 状況:国内のドラッグストアの市場規模は拡大傾向のようです。

■強み

  1. 安い
    エブリデイロープライス(365日、毎日安い)
  2. 品揃えが充実、便利
    医薬品・化粧品のみならず日用雑貨、生鮮三品以外の食品等の日常の暮らしに必要な消耗品を満載した、非常に便利な店舗

★上記の強みを支えるコア・コンピタンス

「低コスト経営ノウハウ」

  • 販売管理費を抑えるノウハウ
    店の大きさ、レイアウト、棚割りなどの共通化と自動発注システムにより、どの店舗でも同様の効率的なオペレーションを実現(売上高に対する販売管理費の比率が15%と他のドラッグストアよりも5%程度低い
  • 原価を抑えるノウハウ
    九州ナンバーワン小売り業者であることを活かしたメーカーとの交渉力。安さと品質を両立したPB開発力。

上記のような低コストを実現するノウハウが強みを支えています。

■顧客ターゲット

  • 節約したい方
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