すべてのことにおいて、事細かに報告してくるどころか指示を仰いでくる部下について、あなたはどう思われるでしょうか。 無料メルマガ『サラリーマンで年収1000万円を目指せ。』の著者・佐藤しょ~おんさんは、「そのような部下を好む人間は組織の上に立ってはいけない」と一刀両断した上で、生産性を上げるため、部下として、上司として心がけるべきことを記しています。
行動ではなく考え方に興味を持つ
サラリーマンって、誰かの指示、命令に従っていたら仕事をやったような気になるじゃないですか。そういう人は困ったり、迷ったら、
- これはどうしたら良いですか?
- ここまで終わりましたけど、ここからはどうしましょうか?
- 見積もりは揃いましたけど、次は何をすれば?
- 返信が来たんですけど、その日は都合が悪いみたいです
みたいな感じで報告してくるんです。
そういう報告が好きな上司っていますよ(特に日系企業は多いです)。でもこれって生産性が悪いんですよ。だっていちいち上司がコマンド(指示)を出さなきゃ組織が動かないんですから。
え? それが当たり前だろうって?
そう思った人は出世は難しいかも…というよりも、そういう人が出世すると管理職として非常に忙しく、面倒になりますよ。たぶんあなたがいなかったら、組織は止まっちゃいますから休みも取れなくなりますよ。
あれしろ、これをやっとけ、この場合はこうしろ、という指示は一度きりなんですよ、有効期限が。つまり次の場面になったり、展開が変わったりしたらまた指示を出さなきゃならないんです。それが楽しいという人はホントは組織の上に立っちゃダメですよ。
ページ: 1 2