さらに、解決するまで面倒を見てくれています。実は、これがすごく難しいことなんです。なぜなら、上司はすでに答えを知っています。過去に自分が経験してきた道で悩んでいることが少なくなかったり、他のスタッフなどが同じ悩みを持っていたりすることもあります。
今までの経験上、すでに一言で解決できるような答えを持っていたりするのは珍しくないのです。だから、簡単に一言で解決しようとしてしまいがちです。それが影響してしまって、「それならこうして」「悩むことじゃないから、言われた通りにして」なんて言ってしまうと、スタッフはかなり辛くなります。
自分の悩みを聞いてくれない、と感じてしまえば、もはや信頼どころの話ではなくなりますよね。信頼される上司は、(わかっているのかどうなのかは不明ですが)その辺をうまくやっています。すでに答えを持っていることでも、一緒に寄り添いながら解決に導く。悩んでいることも理解して、きちんと話を聞いてあげる。そうして、自然と信頼を受けています。
トップ販売員にもありがちですが、答えを持っているからと言って、それを提示して終了になってしまうと、下のスタッフはついてこれません。それは、経験や実力が同じレベルにないと、理解が追いつかなかったり、技術が不足してしまったりしてしまうからです。
このことを理解した悩みへの寄り添い方が求められるのではないでしょうか?
今日のおさらいです。
- 信頼を受けるためには、寄り添うことが求められる。
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