デキる社長は怒鳴らない。その理由に納得しすぎて鳥肌が立ちそう…

20170823_president
 

相手のみならず、周囲360度を一瞬にして不穏な空気に変えてしまう「怒りの波動」。特に、ビジネスの場では部下などに向かって怒鳴ることはマイナスに働くことが多いようです。今回の無料メルマガ『起業教育のススメ~子供たちに起業スピリッツを!』では、著者で長く人材育成に携わってきた石丸智信さんが、ある大企業の社長の「何で怒らないのか?」という質問に答えた、思わず納得の理由を紹介しています。

怒鳴ると、周りにも影響を与える

先日、「人間性を高める」というテーマのセミナーを聴講する機会がありました。その中で、「感情」に関するテーマがありました。感情をコントロールできないというのは、その人の成熟度が低いこと。とは言っても、負の感情をためると病気になるので、どこかで出す必要がある。人知れず感情を出す例として、紙に書いてその紙を燃やすなどといったことが挙げられていました。

また、怒鳴ることについてのお話しもありました。職場や家庭などにおいて、相手に対してついつい怒鳴ってしまうということはありませんか。「怒鳴る」とは、読んで字のごとく、怒りが鳴り響くということで、その怒りの波動は周りの360度に影響を与える、というお話しがありました。

また、セミナーの登壇講師の方が、大企業に所属していた時の体験談もありました。その当時の社長は、怒らない穏やかな人だったそうです。

ある役員が、うまくいっていない事案について、「対策を講じている」と、社長のところに報告に来ました。その報告を聞いた後、その社長は、「これは既にうまくいっていないよ」と言っていて、その時に、登壇講師の方が「何で怒らないのですか」と、その社長に聞いたそうです。すると、「人は怒られるとウソをつくウソをつかれると正しい判断できないから」と、社長は答えたそうです。

その話から、人間性の高い人はおだやかであり、できる人だけど謙虚である、とお話ししていました。

print
いま読まれてます

  • デキる社長は怒鳴らない。その理由に納得しすぎて鳥肌が立ちそう…
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け