高級マンションは住居にあらず。訪日外国人相手に大儲けする人々

 

すでに、都内だけで数千室あり、外国人のビジネス客や富裕層の利用が多いといいます。ネットで検索すると、個々の物件が出ていますが、まだ、国内物件を横断的に検索できるサイトはありません。そこに、楽天出資会社メトロレジデンスが日本語、英語両方で対応可能な総合サイト開設で乗り組むことで、ここから一気に広がりそうです。専用サイトができるとあっという間に広がるのが、今という時代です。

立地は、千代田区や渋谷区、港区、中央区、新宿区といった都心部の主要駅から0分以内のタワーマンション等が中心で、サイト側で審査した後、滞在期間が1か月以上のものから受け付ける予定だといいます。

間取りはワンルームからで、中には100平米を越えるものもあるといいます。投資目的で購入されているタワーマンション等がこういった市場に出て来るのでしょうね。家賃は、25平米で月25万円前後と言います。

ここには、家具や電気製品等の使用料、ベットメイキング、清掃等のサービス料だけでなく、成約手数料や光熱費等を含んでいます。シティホテルで1カ月滞在するのと、サービスがつかないマンスリーマンションで暮らすのとの、ちょうど中間くらいの料金といった感じで、決して高くはなく、これでラグジュアリーな気分が味わえるなら、需要があるのはうなずけます。

サービスアパートメント用に建設されたものもあるようですが、普通に居住用に分譲されたマンションの一部がサービスアパートメントして使われているものも多いです。

住まいの選択肢として、堅実に広がっていきそうで、外国人に比べると利用は少ないですが、日本人が利用するケースもあるようです。1カ月以上の長期出張の場合や自宅をリフォームする間の仮の住まい、海外から帰国して新居を探すまでの住まいなどの実績があるといいます。

print
いま読まれてます

  • 高級マンションは住居にあらず。訪日外国人相手に大儲けする人々
    この記事が気に入ったら
    いいね!しよう
    MAG2 NEWSの最新情報をお届け