前回ポートランドへ訪れた際に、本メールマガジンでこの街の本質を書いたと思いますが、ここは、古きシークレットソサエティ(秘密結社)によって、いまも動いている街です。
元々フリーメーソンのグランドロッジだったポートランド美術館には、一般の人たちが入ることができない「開かずの間」があり、儀式が行われています。
街のど真ん中にサイエントロジー教会があり、年々拡大している様子も伺えます。
世界最大の独立系書店「パウエルズ」に訪れれば、総合ベストセラーの第一は「マインドフルネス」関連の書籍で、この街の人々が相当疲れている様子が伺えます。
なにより、街中のレストランやカフェの品質が落ちているのが残念です。
いまだに日本ではワケ知り風に理想郷として語られることがあるポートランドは、過去に黒人を徹底的に排除した歴史があり、白人住民の割合が極めて高いのが特徴です。
その強力なエンジンが、新興宗教と秘密結社でした。