元国税調査官がこっそり教える、定年後の税金を安くする裏ワザ

 

しかし、しかし、です。

日本国内の空港でブランドバックなどを買って、海外で包装を解いて、自分の持ち物として国内に持ち帰った場合、どうなると思いますか? これも、本来は、20万円以上であれば消費税を払わなくてはならないのです。でも、それが元からの自分の持ち物なのか、出発前に空港で購入したものか、普通、区別はつきませんよね? だからこれは、見過ごされることがけっこう多いと思われます。

最近は、格安航空のチケットなどの広く出回るようになっていて、うまくやれば海外チケットを1万円以内で購入することも可能ですよね? だから、「抜け穴」を使わずに、完全に合法にしたとしても、国際空港の免税店で買い物をした方が得になるケースも多々あります。

たとえば、韓国への往復チケットを1万円くらいで買ったとします。韓国くらいだったら、余裕で日帰りできますから、基本的に、航空チケット以外の費用は不要なわけです。

そして、空港内で20万円の買い物をするのです。普通に日本で20万円の買い物をした場合、消費税は1万6,000円かかります。だから、1万円で海外旅行のチケットを買っても十分におつりがくるのです。チケットがもっと安かったりすれば、さらに、うまみは大きくなります。

2019年には消費税は10%になる予定です。そうなれば、この方法はさらにメリットが大きくなるというわけです。20万円くらいのブランドものとかを買う人は、この手を使って見るのも手かもしれません。韓国でちょっとランチや買い物などをすれば、韓国旅行の気分も味合えるわけですし。

20万円以上の買い物をした場合、いかなる結果を招いても、筆者としてはまったく責任は負えませんので、あしからず。この点は、重々念を押しておきますよ!!

image by: Shutterstock.com

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