「園児の声うるさい」と保育園の開園延期!元アスリートの一言チクリに納得

2017.08.30
by gyouza(まぐまぐ編集部)
老害、待機児童、吉祥寺、保育園
 

住みたい街ランキングで第1位の常連でもあった、東京・武蔵野市吉祥寺で、「園児の声がうるさい!」という住民からの反対意見により、市が認可保育園の来年4月の開園を延期するというニュースが物議を醸しています。

同市吉祥寺南町に建設予定だった認可保育園の場所は、吉祥寺駅から徒歩10分の市有地。同市の待機児童数は120人と多く、新しい認可保育園の建設は小さな子供を持つ共働き夫婦にとって悲願なはず。しかし、そうした問題などどこ吹く風で、一部の近隣住民は「子供の声がうるさい」などの理由で建設に反対し合意形成は難航。結果として、保育園の開園は延期されることになってしまったのです。

このニュースに対して、ツイッターには様々な意見が寄せられていましたが、中でも、日本の男子元陸上競技選手でスポーツコメンテーターの為末大(ためすえ・だい)さんは、以下のようなつぶやきをしています。

為末さんは、

園児の声は無条件で騒音とはみなさないという条例作ってくれたら引っ越すのに

と、武蔵野市が園児の声に対する条例を制定するなら引っ越したい、と開園に反対する住民らにチクリ。

これには激しく同意を示さざるを得ませんね。私も待機児童問題で2年近く苦労させられましたから。。。もしこの条例が実現すれば、園児の声を「騒音だ!」と言って反対した住民は条例違反で罰せられるかも!?

しかし、一切迷惑をかけず、泣きもせず、大声も出さずに大きくなった大人など、この世に存在するのでしょうか? 夫婦の働き方の変化による待機児童問題が深刻化している現在、反対派の住民には、胸に手を当てて考えてもらいたいですね。

「誰にも迷惑をかけず、一度でも大声を出さず、そのまま大人になった者だけが石を投げなさい」

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