「しなければならない」という教育が子供を自殺に追い込んでいる

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子供たちの夏休みも明け新学期がスタート。この時期に増えるのが「子供の自殺」です。今回の無料メルマガ『システマティックな「ま、いっか」家事術』では著者の真井花さんが、この悲劇を食い止めるために大人がすべきことを記しています。

秋の初めに

さて、本日はちょっと休憩なお話。

夏休み明けに増えるもの、それは子供の自殺(T_T)です。実に縁起でもないことですが、これは毎年この時期に増えるんです。それ以外には、4月上旬とゴールデンウィーク明け。学校にしばらく行かずにいたところ、それが再開されるときですね。

学校に行きたくない理由がもともとあったのか、休み中に学校がイヤになるような出来事があったのか、それは解らないですが、死んだ方がいい(;_\)と思うほどのイヤなことってどれほどなんでしょうか。小さい胸をどれほど痛めているのだろうかと思うと、たまらない気持ちがします。

しかし、調査によると、大方の予想を覆して(?)、イジメを原因とするものは2パーセントくらいだと言われています。むしろ子供の自殺の原因は、非常に多岐に渡っており、ひとつの原因に単純化することは危険なのです。おそらく学校で勉強が難しくなったとか、友達とビミョーに上手くいかなくなったとか、親に厳しく言われたとか。そういう、子供の狭い世界の全てで居場所がない気がしてしまうんでしょう。

…ということはさ。どこか1ヶ所でも居場所があればその子は救われるということでもあります。そしてそれは家庭でありたいですよね。おそらく多くの親御さんが喜んで最後の砦になってあげる覚悟があると思うんです。

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