少子化なんてどこ吹く風。「育児・保育」業界が衰えを見せぬ理由

 

業界概観──主なプレイヤーと市場動向

・育児関連

[粉ミルク・ベビーフード]
 明治       …売上高9百60億円。「ほほえみ」「ステップ」ブランドを有する。
 森永乳業     …売上高4百40億円。「はぐくみ」「チルミル」ブランドを有する。
 雪印ビーンスターク…売上高百40億円。「すこやか」「つよいこ」ブランドを有する。

[ほ乳瓶・授乳用品]
 ピジョン…売上高9百20億円。老舗企業。

[紙おむつ]
 ユニ・チャーム…部門売上6千5百億円。「ムーニー」「マミーポコ」ブランドを有する。
 花王     …部門売上2千8百億円。「メリーズ」ブランドを有する。
 P&G    …売上高2千6百億円。「パンパース」ブランドを有する。
 大王製紙   …売上高1千6百億円。「グーン」ブランドを有する。

[育児用品・子ども服小売り]
 日本トイザらス…売上高1千5百億円。玩具とベビー用品を取り扱う。
 西松屋チェーン…売上高1千3百億円。
 赤ちゃん本舗 …売上高1千億円。

[幼児教育]
 ベネッセホールディングス…売上高4千4百億円。「こどもちゃれんじ」を展開。

・保育関連

[介護系]
 ニチイ学館     …売上高2千7百億円。「ニチイキッズ」を展開。
 ベネッセスタイルケア…売上高9百40億円。首都圏で保育園を展開。

[教育系]
 小学館集英社プロダクション…「小学館アカデミー」を展開。

・市場動向

国内では少子化が進展するなか、子ども1人にかけるお金は減っていません。また、先にみたように、今年中の待機児童ゼロは達成が困難な見通しとなっています。

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