秋刀魚くちばし、梨は色。美味しい「秋の味覚」の見分け方とは

 

味覚の秋 梨の巻

梨。日本で普段見かける梨は丸いものですが、少し縦に伸ばしたような、ひょうたんの上の部分が膨らんでないというような、ちょっと変わった形の洋梨もありますね。洋梨は洋梨であの香りが私は好きなのですが、今日は和梨について書きます。

梨の歴史は古く、日本では弥生時代にはすでに食べられていたようです。今のようなさまざまな品種が揃ってくるのは明治時代以降、特に「三水」と呼ばれる幸水新水豊水の3品種は戦後です。私が子供の頃(1980年代ぐらい)によく食べていたのは、二十世紀梨、長十郎だったと記憶しています。

日本の梨は大きく分けて、赤梨青梨があります。豊水や幸水など皮が茶色いものが赤梨、二十世紀梨のように緑色の皮のものが青梨です。

美味しい梨を見分けるのはどうしたらいいでしょうか? 赤梨だと適度な赤みがあるものがいいようです。青梨の場合は、少し黄色っぽくなった頃が甘みが出てきた証拠だそうです。どちらにしても、形がいいことや、同じ大きさなら重みがある方、皮に張りがあることなどが、美味しい梨のポイントのようです。

梨はなんといってもあの瑞々しい食感がたまりませんね。梨はまず水分と食物繊維が比較的多いのが特徴的です。また,便をやわらかくする「ソルビトール」を含んでいるので便秘予防に効果があります。昔から「食べ過ぎたらお腹壊すで」とよく言われましたが、それなりに根拠があることだったようです。

美味しい梨、食べすぎに注意して楽しみましょう。

image by: Shutterstock.com

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