お客さんの方から、
- その商品はいくらですか?
- 納期はどうなっていますか?
- 性能はどうでしょう?
- どんな色がありますか?
- 買った人の評判はどうですか?
なんてことを聞きに集まって来て、最終的にクロージング(売るということ)まで出来ちゃったら究極の話、営業マンなんて要らないんです。そこまで極端でなくても、集まって来たお客さんに話をするのと、通りすがりの人を捕まえて話を聞いてもらうのとでは、売れる率が全然違ってくるのは分かりますよね。
そうなるための全ての仕組みをマーケティングというのです。
ですから最強の会社というのは、営業とマーケティングが有機的に結びついている会社なんですね。マーケティングがお客さんの興味を喚起して、集客をする、そこに営業マンが効率よく襲いかかる!(例えは悪いですが)これが出来ている会社は儲かるわけですね。
ここでひとつ追記しておくと、高額商品を売るのは営業の方が得意です。というかマーケティングだけで1,000万円のものをクローズさせるのはなかなか厳しいです。ところが低価格商品はマーケティングにやらせた方が効率が良いんですね。その代表例がネットのECです。その意味で役割が微妙にズレているんですね。
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