安倍総理の大義をまるでわかってない、マスコミの無意味な猛批判

 

崩壊が始まった民進党に、形もまだない若狭新党(小池百合子新党)の、それぞれ結論が出る前という状況で、なにが有利に働くかと言えば「マスコミ対策」です。

脱走兵が相次ぐ民進党で、さらにはガソリーヌからゲスリーヌへとジョブチェンジした山尾志桜里氏のゲス不倫疑惑からの離党は致命的

あくまで不倫は当事者の問題という立場ですが、中川俊直代議士や今井絵理子議員の不倫を騒ぎ立て、斉藤由貴と宮迫博之の不倫もからかった直後のマスコミが、山尾志桜里氏だけを特別扱いすることは難しく、取りあげるしかありませんでした。

それでもマスコミは論点をずらしながら、「批判を控えるという形で擁護し、さらに「確かな野党が必要」「自民党の一強を許して良いのか」と、流れ弾を連射しますが、どう考えても党の幹事長に名前が挙がった時期に、ホテルで妻子ある男性と一晩過ごしては、それがすでに一線を越えているというものです。

山尾志桜里氏は検事出身を売りの一つにしており、お相手の倉持麟太郎氏は弁護士で、離婚を得意とホームページのプロフィールにあります。

一つの部屋に、男女を問わず恋仲と疑われる2人が入り、扉を閉めた時点でアウト。というのが不貞における量刑相場。むろん、5分10分なら情状酌量も期待できますが、「週刊文春は一晩過ごしたと報じています

つまり、どこをどう切り取っても、山尾志桜里氏も民進党も庇うことは困難な案件というところに、民進党が構造的に持つ「人手不足」という弱点が追い打ちをかけます。

それが「辻元清美幹事長代行」の人事。

知名度があり、攻撃(口撃)力の高い辻元清美氏の要職起用は、それなりに意味がありそうですが、ならばこの数ヶ月、彼女が静かだったのはなぜでしょうか

森友学園における国有地払い下げで、玉木雄一郎衆院議員(民進党)とともに、国会をサボって現地視察したのは辻元清美氏で、当初、追及の急先鋒に立っていたことを覚えている人もいるでしょう。

ところが、ある瞬間からピタリと彼女の姿を見なくなります。実は今は補助金詐欺などで容疑者となった籠池諄子氏が、安倍昭恵首相夫人へ送ったとされるメールのなかで、辻元清美氏についての疑惑が指摘されていたのです。

疑惑については、籠池諄子容疑者の妄想を出ないので触れませんが、これを調べた和田正宗参院議員や、辻元清美氏に隣接する選挙区で戦う足立康史衆院議員によれば「北朝鮮の陰がちらつくようです。

さらに森友学園の隣に開設された大阪府豊中市の市立「野田中央第2公園の払い下げにも、辻元氏が暗躍しているとかしないとか。

いずれも「疑惑」ながら、この疑惑については無関係と主張するFAXを民進党としてマスコミ各社に流した上で、「報道するな」と圧力をかけ、マスコミがそれを「忖度」し、「報道しない自由」により、情報規制をかけました。

ネット民の間ではこうした「状況証拠」から、辻元氏の疑惑をクロとみる声は大きく、今回の辻元清美氏の要職起用に、嘲笑を含む「どよめき」が起きていました。

そこへきての「選挙」です。先の足立議員に代表されるように、関西圏では「維新」が強く、選挙となれば怪文書も含んだ舌戦が展開され、あることないことが拡散され、ネタによっては週刊誌が飛びつくことでしょう。

そんなとき、辻元清美氏で大丈夫か。ということ。一介の議員ならともかく、党の要職ということは党を代表する立場。それが疑惑あり。そもそも山尾志桜里氏にしても、スパッと議員辞職して捲土重来を目指していれば、解散総選挙という「大義」の前に喪が明けたことでしょうに。つくづく人材不足で引きが弱い民進党

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