実は職場の室温やトイレの数まで国の規則で決められていた!

shinmai20170920
 

オフィスの温度や湿度、トイレの数に明るさなどなど、「職場環境」に国が定める法令があることを知る方は少ないのではないでしょうか。今回の無料メルマガ『新米社労士ドタバタ日記 奮闘編』では、「衛生基準規則」等を取り上げながら、職場環境を整えることの重要性を現役社労士が提示。さらに「産業保健相互支援センター」の活用法についても紹介しています。

職場の温度・湿度・照度

暑い夏もそろそろ終わりかな。今年は、従業員の方が熱中症になったという相談は来なくて良かったですが、職場では、環境に対していろんな対策が求められています。

新米 「事務所の室温や湿度って、夏は28度、冬は18度とかいいますが、何かで決められているんですか?」

深田GL「社労士試験の範囲ではそこまで勉強しないけど、職場の環境には、衛生基準規則っていう法令があって、基準が決められているんだよ」

新米 「へぇ~、やっぱりそういう基準があるんですね」

深田GL「室温は、17度以上28度以下湿度は40%以上70%以下になるよう努めなければならないってね。ただし、サーバールームは別扱いでOK!」

新米 「サーバールームは、温度低いし、特別扱いなんですね」

深田GL「職場の室温は、『外気温より著しく低くしてはならない』っていう体調を考えたルールがあってね…」

新米 「へぇ~、外気温より極端に低くしたらダメっていうことまで決まっているんですね」

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