ダメ出しはNG。子供の成績が下がったら、親がまず最初にすべきこと

 

もし子どもが落ち着いている状態で続けて話ができそうならば、より詳しい話をしてあげても良いでしょう。努力不足と思うなら、どの程度で不足で、次回はどの程度努力するのか。やり方が不適切と思うなら、どんなやり方だと不適切で、次回はどんな方法を試すのか。会話のイメージで言うと、こんな具合です。

「今回のテストの準備って、何分くらい勉強したの?」
─うーん、前の日に1時間くらい。

「そう、それだと足りなかったんだね。じゃ、次回はどれくらい準備することにしようか?」
─うーん、3時間くらい、かな。

「前の日にまとめて3時間?」
─ん~、それじゃ大変だから、1週間くらい前から始めて、1日1時間を3日やることにする。

「わかった。それくらい頑張れば、また100点取れるかもね!」

「今回はどんなやり方で準備したの?」
─えっと、用語の意味の穴埋め問題を、3回やった。

「そっか、そのやり方だと4つは思い出せて、3つは思い出せなかったんだね。じゃ、今度はどんなやり方だったら全部覚えられそうかな?」
─えーっと、穴埋めじゃなくて、全部書き写す。

「なるほどね! ちなみに、声に出して読むと、よく覚えられるらしいよ」
─じゃあ、それも。

「それを何回くらいのイメージ?」
─5回やる。

「そうか!それならしっかり覚えられそうだね」

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