なぜか日本語訳版も作られた「金正恩名言集」の気になる中身

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各メディアで連日注目を浴びている北朝鮮の「ロケットマン」こと金正恩氏。しかし、彼が何を考えているかを知る人はほとんどいません。今回のメルマガ『宮塚利雄の朝鮮半島ゼミ「中朝国境から朝鮮半島を管見する!」』では著者で北朝鮮事情に詳しい宮塚先生が、先日テレビでも紹介したという『金正恩名言集』日本語訳版を取り上げ、同氏の思想に迫ります。

ロケットマン『金正恩名言集』に繰り返し登場する金正日的愛国主義

金正恩名言集なるものがある。先日(9月18日)、フジテレビの夕方のニュースで紹介されたが、その時に私も解説をするために出演した。部下を無慈悲に粛清・殺害する金正恩ごとき者の名言集など最初から読む気はなかったが、最近のミサイル発射、核実験報道に飽きてきた視聴者には少しは興味を持ってもらえるものだった。

この名言集は2016年に発行されたもので、平壌を訪ねた日本人観光客が入手し価格は約500円とのこと。名言集は赤い表紙に『金正恩名言集』と金文字で書かれている小冊子である。テレビで私はなぜ日本語訳の本が出たのか、と聞かれたので、「金正恩政権が確立したことを証明するもの」と答えた。

内容はさぞかし、「無慈悲に殺害・粛清する方法」でも書いてあるのかと思っていたが、手にしてみると、なんと内容はまったく異なったもので、「戦争狂いの金正恩の心とはまったくことなる、他人の作文であることが瞬時に理解できる言葉」からなる名言集である。

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