金正恩 vs トランプ舌戦でわかる、韓国人の「ケンカ作法」

 

22日の軍人集会で演説した李明秀人民軍総参謀長は「今や世界は、火遊びを好むならず者にすぎないトランプを大統領の地位に就かせた米国が、どのように悲劇的な終末を迎えるかをしっかりと見ることになる」と警告し、人民を鼓舞し、徹底的な反米闘争の継続を訴えた。集会に動員された市民は米国軍が攻めてきたら「包丁で切り付けてやる」「噛み切ってやる」などという勇ましい発言をしているのをテレビが報じていたが、北朝鮮の人民は米朝の舌合戦には辟易としているはずである。

北朝鮮がいつまでも伝統的な“舌合戦”に終始しているとは思えない。北朝鮮はアメリカを火攻めにするための大陸間弾道ミサイル(ICBМ)の大気圏再突入技術などに課題は残るものの、パッチギを炸裂させる執念は捨てていない

「とるに足りない4つの島を核で消滅させることは簡単」と日本を威嚇した、次の日に日本上空を北朝鮮のミサイルが飛んで行ったことを日本人は肝に銘じるべきだ。 (宮塚コリア研究所代表 宮塚利雄)

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元山梨学院大学教授の宮塚利雄が、甲府に立ち上げた宮塚コリア研究所から送るメールマガジンです。北朝鮮情勢を中心にアジア全般を含めた情勢分析を独特の切り口で披露します。また朝鮮半島と日本の関わりや話題についてもゼミ、そして雑感もふくめ展開していきます。テレビなどのメディアでは決して話せないマル秘情報もお届けします。長年の研究対象である焼肉やパチンコだけではなく、ディープな在日朝鮮・韓国社会についての見識や朝鮮総連と民団のイロハなどについても語ります。

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