国権か民権か。衆院総選挙前に改めて考える「リベラル」の定義

takano20171016
 

10月3日に枝野幸男氏が結党するや、衆院選においてリベラル派候補者が集う第三極としてみるみる存在感が増した立憲民主党。しかしながら、そもそもどのような主義・信条をして「リベラル」とするのでしょうか。今回のメルマガ『高野孟のTHE JOURNAL』では著者でジャーナリストの高野孟さんが、150年の日本の近代政治史を紐解きながら、「日本的リベラル」について解説しています。

立憲民主党は「下からの民主主義」をめざす──日本的リベラルとはつまり民権主義のことなのだ!

立憲民主党の枝野幸男代表は、演説の中で必ず「もう右でも左でもない。上からか、下からか、だ。今までの政治は、上から目線の政治だった。立憲民主党は暮らしの現場からの、草の根からの、下からの民主主義を前に進める」と述べている。

希望の党の小池百合子代表も「右でも左でもない」と言っているが、ではどこなのだというと「ド真ん中のフェアウェイだ」そうで、これは右か左かという横の座標軸の設定を認めた上で、その真ん中を狙うという「中道路線になる。それだと、民進党から真っ先に希望へ流れた細野豪志氏とも同じ、平面的な発想である。

それに対して枝野氏は、「もはや、右か左かという座標で政治は語れない。そうではなくて、上からか下からかだ」と、縦の方向に問題を立体化して捉え直しているのである。

この「下からの」が、実は立憲民主党のキーワードである。

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