NY在住の日本人が二度見した、米国人の「ヘンな日本語Tシャツ」

 

今でこそ日本でもファッションタトゥーの文化は珍しくありませんが、それでもこっちの警官も教師もみーんな入れるお気軽入れ墨文化には敵いません。

それだけ気軽に入れるからでしょうか。やっぱりおかしなものが多い。

まず黒人に多いのが「」とか「猛牛」。バスケットボールのシカゴブルズから来ているのかもしれませんが、他にも「」「獅子」など動物名が多い。でも「牛」だと日本人の僕には「COW」や「OX」よりどうしても「BEEF」の方にひっぱられます。牛肉って掘ってどうするんだ、と。

他には「カッコいいでしょ」と腕に掘っているのもいました。 せめて「カッコいい」で止めれなかったのか。首筋に愛人」と掘っている女性を見たこともあります。「恋人」よりも格上だと思ったのか。それともパトロンを公募してるのか。連絡先まで掘ってあるかもと探しましたが、さすがにそれはなかった。

他にも「愛の結晶」「喧嘩」「腕白」「母想い」というのもありました。変わったところでは「台所」「あぶく銭」「漢字」というのもありました。(いや、「腕白」も十分、変わってんだけどな。 もう麻痺する)

バーテンで、左上腕から手首にかけて大きく長く「バーテンダーです」と入れている人も見たことがあります。「知ってるよ」とツッコンで欲しかったのかも。少なくとも「です」は余計だ。

その中でも一番印象に残って(ある意味)一番恐かったのは…。

クイーンズに向かう地下鉄の中。 向かいに座る、ノースリーブのシャツを着ているスキンヘッドのヒスパニック系30代前半くらいの男性

頭に「頭」。 額に「額」。 首に「首」。 右肩に「右肩」。 左肩に「左肩」。 右手に「右手」。左手に「左手」。

と、まるで人体模型のように彫ってありました。(忘れないようにか?

ということは、服の中の今見えない箇所もすべて彫ってるのかな、と想像させてくれます。「胸」「腰」「腹」「陰茎」「尻」「右腿」「左腿」、、、と。

目を合わせるのが恐かった。

でも、ここまで彼らのおかしな日本語の使用法を話しましたが…。

J-POPに氾濫する英語もそーとーヘンらしいよ。彼らに言わせると。

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全米発刊邦字紙「NEWYORK BIZ」CEO 兼発行人。同時にプロインタビュアーとしてハリウッドスターをはじめ1000人のインタビュー記事を世に出す。メルマガでは毎週エキサイティングなNY生活やインタビューのウラ話などほかでは記事にできないイシューを届けてくれる。初の著書『武器は走りながら拾え!』が2019年11月11日に発売。

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