100歳まで生きる時代に、老後も自宅で暮らすために必要な10のこと

 

夫婦で共に生きようと思っていても、介護をする側になることも、介護をされる側になることも、自分がひとり残ることもある訳です。これについては、一人一人が、いろいろなケースを想定してよく考えた方がいいということです。

一人になった場合を想定したときに、一人でいる時間が苦手で、一人でいることが不安でたまらないという方は、親族と同居がないなら、常に見守りの目がある施設入居を考えた方がいいのかもしれません。

10.の自宅で死ぬことの覚悟もやはり重要なことだと思います。一人暮らしであったら、突然、自宅で死亡することもあるそれでもいいと覚悟するということです。その場合を考え、死亡後1~2日ぐらいの間には、誰かに見つけてもらえるような状況をつくっておくことが必要です。

で、そういった問題は、親族の理解を得ることも必要だと言われます。自分は、一人で死んでもいいと思っても、親族としては、心配で落ち着かないので、誰かの目がある施設に入居してほしいと思うこともあるでしょう。自分の覚悟をきちんと説明し、いざというときの体制を整え、親族に理解をしてもらうという過程も必要なのです。誰もが、最後は誰かに後始末をしてもらわなければならないのですから…。

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【著者】 廣田信子 【発行周期】 ほぼ 平日刊

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