我が子が勉強に取り組まない、やる気が持続しないとお悩みの方、多いのではないでしょうか。今回の無料メルマガ『子どもが育つ「父親術」』では、親が同じ部屋で作業をするだけで子どもの集中力があがるという「同席効果」について紹介しています。難しいことは一切ないので、試す価値大いにアリ、ですよ。
同席効果
先日の「双曲割引」の中でご紹介したわが家での取り組みのうち、意外と多くの反響をいただいたのが、
息子が勉強している時間は、できるだけ同じ部屋で仕事・執筆・読書などをするようにした。
の部分。これは、私自身もやってみて予想以上に効果が大きかったと感じている部分でもあります。重要で、しかも誰でもできることなので、今号ではこのことについて詳しくお伝えしますね。
実際に私がやっていたことは、
- 仕事の資料を読む
- メールマガジン・ブログの原稿を練る
- 書類ファイルを整理する
- 手紙を書く
- 本を読む
などでした(私はやりませんでしたが、裁縫などのちょっとした手仕事も良いかもしれません)。目の前には誘惑に打ち勝って勉強している人がいるので、もちろんスマホはご法度です(笑)。そうして同じ場所で一緒に静かに集中して過ごしていると、思いのほか息子の勉強が捗るようになったのです。
もちろん、わからないところを私に尋ねて、教えてあげられるという効果もありました。でもそれは、あまり重要ではありません(なので、「私は勉強なんて教えられない!」と思った方もご安心くださいね)。
それよりも大切だったのは、ふとした瞬間に気持ちを話して、受け止めてもらえて、気が済んで、また勉強に戻っていける、というサイクル。他愛のない会話で、子どもの思いを受け止めてあげるだけ。それだけなのに、息子は必要以上に長く雑念に囚われることなく、また勉強に戻っていったのです。