韓国政府がトランプ氏にも「告げ口外交」、日本がとるべき態度は?

 

2泊3日の訪日日程を終え7日に韓国に向かったトランプ米大統領ですが、韓国政府はその夜行われた晩餐会に元従軍慰安婦を招待し、竹島周辺で獲れた「独島エビ」を供したと報じられました。台湾出身の評論家・黄文雄さんは自身のメルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』の中で、親北と言われる韓国現政権が北朝鮮問題からトランプ氏の目を少しでもそらせようという意図が透けて見えると指摘。さらに、このような「反日告げ口外交」のツケは必ず韓国に跳ね返っていくと結んでいます。

【韓国】トランプ訪韓、「反日告げ口外交」で北朝鮮問題の矮小化を狙う文在寅大統領

日本政府が韓国に抗議 米韓首脳晩餐会に元慰安婦招待と「独島エビ」 菅義偉官房長官「どうかと思う」と不快感

トランプ大統領は訪日日程を終えて韓国を訪れましたが、韓国側は夕食会において、元慰安婦を招待し竹島周辺で獲れた独島エビを振る舞いました。大成功だったトランプ大統領の訪日に、わざわざ水を差すような行為です。菅官房長官は「どうかと思う」と不快感を示しましたが、多くの日本人が同じ思いでしょう。

もともと北朝鮮対策が主眼であったトランプ大統領のアジア歴訪ですが、そこから少しでも目をそらさせて別の意味を持たせようという、従北派の文在寅大統領らしい意図が透けて見えます。

ご承知のとおり、トランプ大統領の訪日については、ゴルフ外交をはじめとする安倍首相の努力によって、成功裏に終わりました。

これに対して韓国のメディア(中央日報)も、「安倍首相のスキンシップにより、かつては『アメリカは日本に利用されている』と発言していたトランプ大統領が、『日本は宝のように大事なパートナー』と発言するまで変わった」と、珍しく高く評価しています。

「利用された」 → 「宝パートナー」…トランプ大統領を変えた安倍首相のスキンシップ

中央日報は、「安倍政権に批判的な朝日新聞も、昨年の大統領選まで在日米軍の分担金圧力を加える態度を見せていたトランプ大統領が、今回の訪日では日米同盟の重要性を強調するまで態度が変わった。安倍首相との親密な関係がトランプ大統領の対日観に影響を与えたようだと伝えた」と、半ば羨ましさを滲ませながら論じました

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