一生忘れない。ようやく目覚めたトランプが再び中国の策に落ちた訳

kitano20171113
 

7月に掲載した「中国にダマされた…ようやく気づいたトランプ大統領『怒りの逆襲』」でお伝えしたとおり、習近平氏と交わしたはずの「北朝鮮問題解決への協力」が思うように得られず、「日中貿易を有利に進めるための罠だ! ダマされた!」と怒り心頭だったトランプ大統領。しかし無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』によると、先日の訪中で「国賓以上」という厚遇を受けたトランプ大統領は再び習氏のことを「好きになった」様子だと言います。果たして今後の日米関係への影響は?

トランプ訪中でわかったこと(崩れる戦略)

皆さんご存知のように、トランプさんは11月5~7日、日本に滞在されました。この訪日の成果について、ダイヤモンドオンラインさんに記事を載せています。まだの方は、まずこちらからご一読ください。

トランプ訪日最大の成果は「中国包囲網」の合意だ

この記事の中で、「トランプ訪日の成果」は、

  • 北朝鮮問題で、「圧力路線継続」で一致したことでも、
  • アメリカの対日貿易赤字を減らすことで合意したことでもなく、
  • インド太平洋戦略実現にむけて、両国が努力していくことで合意したこと

が「最重要なのだ」という話をしています。しかし、同記事の結論部分で、「インド太平洋戦略の実現は簡単ではない」とも書いています。なぜ?

しかし、「インド太平洋戦略」の実現は、簡単ではない。というのは、日本以外の国々、つまり米国、インド、オーストラリアと中国の関係が、揺れ動いているからだ。

 

トランプは、「反中大統領」として登場。去年の12月には、台湾の蔡総統と電話会談し、中国を仰天させた。しかし、「アッ」という間に懐柔され、今では「私は習近平のことが好きだ!」と公言してはばからない。

 

インドは、中国と領土問題を抱えている(アルナーチャル・プラデーシュ州など)。それで、中印関係は一般的によくないと思われている。しかし、インドは15年、中国、ロシアが主導する反米組織「上海協力機構」の加盟国になっている。一方、オーストラリアのターンブル首相は、アボット前首相とは違い、親中派だ。

「インド太平洋戦略」を築くためには、日本、アメリカ、インド、オーストラリアの一体化が不可欠。しかし、アメリカオーストラリアの現政権は、「中国は最大の脅威であるという意識が希薄である。インドは、中国の脅威をとても感じているでしょうが、中ロに接近することで、「外交でなんとかしよう」としている。こういう現状があるので、「簡単ではない」と書いたのです(もちろん、「やめろ」という意味ではありません)。

さて、トランプさん。彼は、日本の後、韓国に行きました。そして、中国を訪れた。どんな感じだったのでしょうか?

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