その言葉がやる気を削ぐ。子どもに言っちゃダメなNGワード3つ

NGワード 子育て
 

子供の頃、親から言われた「宿題やったの?」という一言。「いまやろうと思ってたのに!」とやる気をなくした経験がある方も多いのではないでしょうか。今回の無料メルマガ『起業教育のススメ~子供たちに起業スピリッツを!』では、著者で長く人材育成に携わってきた石丸智信さんが、家庭や職場で使われがちな「部下や子のやる気を削ぐNGワード」3つを紹介するとともに、プラスに働く「言い換え例」を記しています。

その言葉、相手のやる気を失わさせているかもしれません

貴方は、周りの人から掛けれた言葉で、やる気がなくなった経験はありませんか? また、その投げ掛けられた言葉は何ですか?

以前聴講したリーダーを対象としたリーダーシップなどに関する研修の中で、相手のやる気を削いでしまうNGワードについて学ぶ機会がありました。職場であれば、リーダーがメンバーに対して、家庭であれば、親御さんが子どもたちに対して、スポーツだと、監督・コーチが選手に対して、やる気を持って取り組んで欲しいと思っているでしょうね。ですが、リーダーが、親御さんが、監督・コーチが投げ掛ける何気ない一言によって、メンバーや子どもたちなどが、やる気を失ってしまうこともありますね。

今回は研修の中で学んだ「3つのNGワード」について考察していきたいと思います。

まず、1つ目のNGワードです。それは、

あの仕事勉強・練習はちゃんと進んでいるの?

です。「エッ、そんな言葉」と思われるかもしれませんね。きっと、この一言を言った方は、ただ単に、今の状況を確認するつもりだったかもしれません。そして、相手がうまくいくようにと思いやりから、この言葉を掛けたかもしれません。

ですが、この言葉を言われた方は、「やっぱり、俺(私)って、信用されてないんだ」などというように感じてしまって、やる気が低くなることが考えられます。

例えば、

「あの仕事(勉強・練習)は順調に進んでいると思うけど、何か困っていることはないかい?」

と言い換えたらどうでしょうか。相手の今の状況などを確認するという趣旨は同じですが、言われた方の視点から見ると、相手から「信用されていないんだ」とは思わないでしょうし、逆に、自分のことをちゃんと見てくれて、思いやってくれているというような肯定的な印象を持つのではないでしょうか。

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