糖尿病や心臓病になりたくない人が毎日続けるべき「最低限の運動」

 

しかしこの適度な30分ってなんやねんということになるのですが、合計で30分くらいで少し息が上がるような状況を1日1回作りましょうという内容です。この内容で、ウォーキングだと30分みっちり歩く(2~3キロ)、ウォーキングで息が上がらない運動量がすでにある人は、さらに1日1、2回1kmくらいを軽く走ると息が上がるので丁度良い運動量となります。ランニングに関しては、筋力が弱り切ってる人が急に始めると、足がもつれて転倒の可能性もありますし、筋肉痛がすぐに出て、やる気がもげるので、あくまで体に変調が出ない程度にじわじわじわじわと負荷を上げていくのが「理想的」です。そして30分程度は体のサビを落とすようなつもりでなんだかんだで理由をつけて動く。これに尽きます。

買い物でも通学でもショッピングでもなんでもいいのでよく歩く。学生時代はなんだかんだで移動が多いので、こうした「意図しない運動」がわりとあるので健康なのですが、就職してしまうとそうした機会が「意図せず」なくなってしまうので、「なんかしらんけど老けた」につながるわけです。

そんな感じで1日30分少し息が上がる程度を意識して日常生活に運動を取り込んでみてはいかがでしょうか?

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シリーズ15万部以上の不謹慎理系書「アリエナイ理科ノ教科書」著者。別名義で「本当にコワい? 食べものの正体」「薬局で買うべき薬、買ってはいけない薬 」などを上梓。学術誌から成人誌面という極めて広い媒体で連載多数。

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【著者】 くられ 【発行周期】 週刊

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