『シン・ゴジラ』軍事考証担当が明かす「ヤシオリ作戦」の裏事情

 

以上、1)戦車実弾輸送、2)B-2ステルス爆撃機の発進タイミング、3)ミサイルでなく爆弾。この3つが、映像上にもはっきり反映されたものだが、他にも、対潜ソナーシステムのこと、都区内の山王ホテルにある米軍ヘリポートのこと、多連装ロケットシステムMLRSのこと、米空母の緊急出港のこと、日米両軍の指揮系統のことなど…約12項目。そのうち3~4項目が、準備稿からの修正として採用されていたのは、公開初日(7月29日)に確認しました。

映画の制作側が気にしていたのは、自衛隊の指揮所や官邸などの指揮コントロール部署に、外部のどのような人がオブザーバーとして出入りしている可能性がありうるか…、例えば、自衛隊の指揮所に米軍人がオブザーバーとして入る可能性は不自然かどうか、などなど。

準備稿については、以下にちょびっと・・・。

● シン・ゴジラと東長崎機関の関係

 

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異種雑談会の内容:建設技術者→軍事戦争→バグパイプ奏者、と転身してきてる加藤健二郎の多種多様人脈から飛び出すトーク内容は、発想の転換や新案の役に立てるか。時折、ノウハウ的な面を濃くするため、全員公開でなく、有料にしました。ノウハウはその他大勢が知ってしまっては武器にならないから。

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【著者】 加藤健二郎 【月額】 初月無料!月額220円(税込) 【発行周期】 毎週 火曜日(祝祭日・年末年始を除く) 発行予定

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