【書評】なぜ、学生たちは文章を作っただけなのに老人化したのか

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言葉が持つイメージに、私たちは想像以上に影響を受けているようです。今回の無料メルマガ『楽しみながら『最高に幸せな自分』になる習慣』では著者の岩下純さんが、とある実験の驚きの結果を紹介しつつ、メンタル面に対する言葉の影響力の大きさを紹介しています。

「知っていると」皆がハッピー

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図解 モチベーション大百科
池田貴将・著 サンクチュアリ出版

【書評】なぜ、義母は『お嫁さん』の声だけ聞き取れないのか?」では、高齢者に対する誤解について触れました。

我々もいつかは必ず高齢者になるのですから、特に高齢者の身体的特徴をきちんと理解し準備しておきたいと思います。…が、その前に少なくともメンタル面で老人化したくはありませんね

池田貴将氏の『図解モチベーション大百科』にこんな実験が載っていました。

学生をいくつかのチームに分けて、文章をつくってもらった。一つのチームだけに、高齢者をイメージさせる単語をまぜた文章をつくってもらった。しわ、白髪、わすれっぽい、杖、孤独。その後、別の場所に移動してもらったら…。

結果、高齢者単語チームだけが移動するスピードが遅かった

これまでも言葉の影響をたくさん見聞きしてきましたが、これはまたわかりやすい実験ですね。あらためてセルフイメージに与える言葉の影響力を思い知らされます。

何度も書いていますが、日本最高齢90歳のヨガの先生が、若い友達をたくさん作り毎日日替わりでその友達に会いに行くという習慣を続けていらっしゃいます。彼女の潜在意識下にはきっと元気な言葉があふれていることでしょう。

image by: Shutterstock.com

『楽しみながら『最高に幸せな自分』になる習慣』

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