整骨院勤務の人間は自分の肩がこった時どのツボを押しているのか

iwashita20171128
 

多くの人が悩まされている肩こり。冬場に悪化するとも言われるこの症状、なんとか緩和したいものですよね。今回の無料メルマガ『楽しみながら『最高に幸せな自分』になる習慣』では著者で整骨院に勤務する岩下純さんが、肩こりに一番効くと言われている上に自分で押せる数少ないツボ「肩井」の位置とマッサージ法をレクチャーしています。

今さらの肩こりほぐし

パソコンに向かっている時間がやたらと多くなり珍しく「肩こり」になりました。自分の肩こりの施術をしたことはほとんどないのですが、今回は結構痛くてめずらしく自分でツボ押しをしました。他人様の肩こりに対応してはきましたが、自分でほぐすのは面倒なのであまり関心をもってきませんでしたが…、意外に効きますね~(笑)。

メルマガという文字情報でお伝えするのはわかりにくいのですが、折角なので肩こりの方のためにツボを一つだけご案内しときますね。

肩こりの方はとっくに研究済みかもしれませんが、肩こりにはいくつもの「ツボ」があります。首から背中や腕や手にかけてたくさん点在します。今日は、その中でも一番効くと言われている肩井けんせい)」と言うツボをご案内します。

自分で押せる数少ないポイントの一つ。肩と首を結ぶ線の真ん中にあります。肩もみの上手な人なら経験と感覚ですでに知っているかもしれません。ここを指で押すだけで意外に効果があります。

場所は、肩こりのときに自然に指先をのせたくなる場所(例えば左側のポイントを押したい時は、右手を回して左肩に自然に指が乗る場所)。より正確に書くと、頭を下に下げたときに首の後ろに一番出っ張る首の骨と肩の先端を結ぶ線の真ん中あたり。つまり乳首からまっすぐに上がったところ

と言っても自分ではわかりにくいですよね。人差し~薬指の「3本指」を使って、「肩の一番高いライン(山で言えば峰の部分)」を首から肩の方に向かって押して行くと少し固くなった痛気持ち良い場所に触れます。主に中指を使って押すと、背中や胸、場合によっては首から頭にまで「響くような痛気持ち良さ」がある場所です。肩こりの人は塊のようになっています。激しい人はピンポン球のように大きなものもあります。

このポイントはくりくりしているので、逃げないように真上から下にゆっくりと押します。「3秒押しては3秒離すを10回程度繰り返す。そんなペースです。肩こりがひどい場合は、上から下に押しながらゆっくりと指を前後左右にずらしても良いです。

さらに効かせたい場合は、ポイントを押しながら、押された側の指の先を肩の先に触れたまま肘を大きく回転させるのも。さらに効かせたい場合は、ポイントの指1~3本分くらいの胸側から3本指でポイントに向けて押し上げる(押し込む)ようにしてみてください。効きますよ。

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