子育て世代に役立つ? 運用開始の「マイナポータル」使った結果

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2016年から導入された、個人識別番号のマイナンバー制度。あまり活用できてないという人もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな中、総務省が2017年11月から運用を始めた「マイナポータル」というサービスをいち早く使用してみた感想を、今回の無料メルマガ『税金を払う人・もらう人』で紹介しています。

マイナポータル使ってみた

さて11月2日の総務省の案内では、以下が記されていました。

マイナンバー制度における「情報連携」及び「マイナポータル」の本格運用等開始

 

マイナンバーを利用して行政機関の間で情報をやりとりする「情報連携」(※)及びマイナンバー制度の導入に併せて新たに構築している個人ごとのポータルサイト「マイナポータル」について、平成29年11月13日から本格運用を開始しますので、お知らせします。

 

(※)マイナンバー制度における「情報連携」とは、各種手続の際に住民が行政機関等に提出する書類(住民票の写し、課税証明書等)を省略可能とする等のため、マイナンバー法に基づき、異なる行政機関等の間で専用のネットワークシステムを用いた個人情報のやり取りを行うことです。

 

(中略)

 

また、マイナポータルについては、子育てワンストップサービス(ぴったりサービス)の「サービス検索機能」と、LINE株式会社が提供するコミュニケーションアプリ「LINE」との連携について、平成29年11月7日から運用を開始しますので、併せてお知らせします。

マイナポータル実際使ってみました! 結論ですが、現時点ではあまり便利さを実感できませんでした。また、原則、マイナンバーカードとそれを読み込むカードリーダライターが必要ですので、手間です(しかし、上記をお持ちの方は、最初だけマイナポータルAPのインストール作業が必要となるところが若干まどろっこしいだけで、スムーズにサイトにアクセスできますので、お試しください)。

とはいえ、実際マイナポータルにログインできると、例えば、「あなたの情報」というコーナーでは、自身の税金情報(収入明細や税金、扶養情報、保険料控除情報など)が一覧で見られます。また、「やりとり履歴」では、自身の情報が行政機関間でどのようにやりとりされたかを確認することができます。最初みたときは、ちょっとした驚きがあります。2回目以後のアクセスでは、その驚きもなくなりますが…。

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