モリカケで騒いでる場合か。TVが報じぬ「北朝鮮不審船」のヤバさ

 

自称リベラル派や左派マスコミの矛盾した発言に対し、歯に衣着せぬ批判を繰り出し続ける無料メルマガ『マスコミでは言えないこと』の著者でITジャーナリストの宮脇睦(みやわき・あつし)さん。今回は、モリカケ問題などでかき消されている「北朝鮮の不審船事件」について、海上保安庁への電話取材も交えながら詳しく解説しています。

北朝鮮の不審船が明らかにしたヤバさ

北朝鮮からの不審船が次々とやってきています。果たしてこれで国防は大丈夫なのか。と不安になったのは、海上保安庁に電話取材したからです。ヤバイよ、マヂで、というお話。

北朝鮮と思われる、と表現していますが、北朝鮮からとしか考えようのない不審船。北朝鮮の漁船と考えられています。

多くの事情通が指摘している可能性のひとつが、経済制裁によりガソリンなどの燃料の供給が困難となったことで、充分に給油せずに出港しガス欠の果てに漂着したのではないかというもの。

沿岸の漁場は、目先の金欲しさから中国に漁業権を販売してしまった北朝鮮は、自国の食量を確保するのに遠出をし、無駄なガソリン代を支払っているのですから、三代続けて経済が分かっていないようです。

ともかく遠出したらガス欠。海流や偏西風に乗って辿り着く我が国。迷惑以外の何者でもありませんが、遭難者を助けるのは国際的にも常識で、なにより我が国ではエルトゥールル号事件をはじめ、困っている人を助ける文化があり、これは美徳です。

ただし、彼らが何の目的だったのかは、それによって対応を変える必要はあるでしょう。例えばそれが軍人ならば、どうするか。実際、北朝鮮軍と表記のあった不審船も漂着しています。

軍人だって漂着します。救出するとしても、漂着前の目的は何だったのか、何をしていたのか、国際常識に照らせば救難信号も発しないまま漂着した人物は、拘束され尋問の対象となります。とりわけ緊張関係にある相手国民ならば当然のことです。

しかし、報道を見る限り「漁師と信じて保護し帰国させているようです。大丈夫か日本

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