中国でも迷惑な日本人、「情報交換」名目で人の時間を奪う企業文化

 

ジンダオのここだけの話

エレベータまで送り届けて中国人スタッフと顔を見合わせます。何が目的だったのだろうかと。対応した私たちがどっと疲れる瞬間です。

ちょっとそんなことをが続いた事もあり、考えを切り替えて断る事、敷居を高くする事にしてみました。少し勇気がいる行為ですが、お互いのためなのかと思っています。

実は中国には胡散臭い日本人も意外と多く、「自分がある大物経営者と仕事をした事がある」「あのプロジェクトは私が責任者として対応した」「多くの中国人が私を頼ってきます」等、大風呂敷を広げて信用させる日本人がいます。

訪中した期間が短い日本人からすると、微妙な中国語を操る日本人を見ても微妙な中国語と判断できませんし、「凄い中国で成功している人!」と信じてしまう人もいて、客観的に横で見ていると「なんで?」と思ってしまうことがあるのですが、山師的な人が生業をしている場合もあります。

海外ビジネスで注意したい部分です。

人の振り見て我が振り直せ、と言う言葉がありますが、自分もそんな風になって行く可能性、もしくは既になっている可能性もある訳で、注意をしないといけないと思う瞬間でもあります。

image by: Shutterstock.com

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【著者】 ジンダオ 【発行周期】 ほぼ 週末刊

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