なぜ、客の少ない店内を賑やかにすると売り上げがUPするのか?

 

お店の中に、お客様が一人二人しかいない状態で、誰かが接客をしています。すると、周囲のスタッフはできるだけ静かにしていようとしがちです。平日に買い物をすることが多い私もよく経験するのですが、接客している人と、自分の声だけが聞こえるような状態ですね。あれって、ものすごく居づらくありませんか?

周囲のスタッフの人たちは、気遣ってくれているというのはよくわかるのですが、自分の声も話している内容もすべて筒抜けですし、なんとなく静かすぎて違和感を覚えます。周りに聞き耳を立てられているような状況では、落ち着きませんよね。

でも、同じような状況でも、周囲の人たちが元気に動き回っていたりするととても居心地が良くなるのです。これは決して、声を大きくするとかではなく、単純に賑やかな状態を演出できているかどうかの問題です。

あまりに静かすぎると、お客様としては、自分だけにスポットライトが当たっているような感覚に陥ります(極端な言い方ですけどそんな感じです)。それが、周囲の人たちが、動き回っていたり作業をしていたりして、賑やかな状態を作れていると、あまり気にせずに接客を受けられます

集団心理の応用みたいな話ですが、今の時期のような店頭の状態を販売員側で作りましょうよということです。

もちろん、お客様によって感じ方は違うので、相手は見なければいけませんし、一概にそうだとは言い切れませんが、私の経験上、かなり販売率は上がります。お客様が少ないときでも賑やかさを演出するにはどんな方法があるか。考えてみてください。

今日のおさらいです。

  • 賑やかさの演出で、居心地を良くする。

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【著者】 坂本りゅういち 【発行周期】 日刊

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