刺身といえばわさび醤油、沖縄だったら酢味噌でいただく方も多いかと思いますが…、今回の無料メルマガ『おひとりさんが健幸的に食べるシンプル調理の和風レシピ!』では著者でプロの料理人・gatugatu佐藤さんが、ブリをありえないほど美味しく食べる方法と、どんな刺身にも合う「胡麻わさびしょうゆ」の作り方をレクチャーしてくださっています。
刺身が美味しくなる方法!
佐藤です。あなたは、「今日は何を作って食べようか」とスーパーに買い物に行きます。鮮魚のコーナーに行くと美味しそうな、きれいに切ってある「刺身」が並んでいて、「美味そう!」と思わずその刺身に手が出て買って帰ります。こういう時の夕めしは楽しみになりますよね。
刺身は、わさびとしょう油を付けて食べれば十分食美味しい料理ですが…、ちょっとあるもの加えて食べるとさらに美味しくなる方法を伝授します!この方法、「ハマチ(ブリ)の刺身」に特によく合います。
その「あるもの」とは…「大根おろし」です! 大根のけんといっしょに食べるのとはまた違います。大根おろしはしょう油をたくさん吸い込んでくれます。脂ののったハマチやブリは多めのしょう油を付けて食べると美味しく感じます。ハマチの脂分がしょう油をはじくのでしょう油をたっぷり吸い込む大根おろしがちょうどいい訳です。何より、大根はハマチ(ブリ)と相性が抜群です!
大根の「ジアスターゼ」という消化酵素はたんぱく質や脂肪の消化を助けます。腸の働きもよくしてくれます。栄養、効果面からみると「相性」が良い理由がよく分かります。ハマチの刺身に大根おろしをのせてしょう油を吸わせて食べてみてください。サッパリして旨いです! これが「刺身を美味しく食べる2つの方法!」の1つ目です!
もう1つ! 2つ目! 刺身を美味しくする「胡麻わさびしょうゆ」というのがあります。これは、練り胡麻(当たり胡麻)または、白胡麻をすり鉢ですったものにわさびと濃口しょうゆを混ぜ込んだ物です。これ! どんな刺身にも合います。マグロが一番合いますね。
刺身を「胡麻わさびしょうゆ」と混ぜて海苔の入ったごはんにぶち込んで食べると最高に美味いです! よくテレビで紹介される「豪華な海鮮丼」なんかよりウマいですよ。
その、「胡麻わさびしょう油」の作り方説明します。
レシピ
【材料】
- 白胡麻…15g
- 濃口醤油…5cc
- わさび…2g(チューブのもの)
1.白胡麻をすり鉢ですります。
すり鉢は小さいタイプが100円均一の店で売ってます。
2.胡麻の「つぶ」が無くなるまですりつぶします。
サラサラ感が無くなって少~し粘りが出るくらいまでするのが目安です。そこにわさび、濃口醤油を加えます。
3.よく混ぜたら出来上がりです!
2週間は日持ちしますので冷蔵庫で保存してください。
4.刺身のヘタと和えて小鉢に盛ってお酒のあてにするのも良いと思います。
そしてハマチの刺身は是非!「大根おろし」で食べてみてください!