例えば3ヶ月先のイベント等のお誘いを受けた際、まだスケジュールが埋まっていない事もあって気軽にOKしてしまうという方、注意が必要なようです。無料メルマガ『弁護士谷原誠の【仕事の流儀】』では、「遠い未来の約束は、後々あなたを追い詰める」として、そんな予定の依頼を受けた場合の対処法を、弁護士らしい目線で具体的に記しています。
遠い将来の予定はこわい
こんにちは。
弁護士の谷原誠です。
皆様は、友人から「今週の金曜日の午後、イベントがあるのですが、参加していただけませんか?」と誘われた場合、まずどのようなことを考えますか。特に仕事上、参加する必要のないイベントです。
まず考えるのは、その日のスケジュールでしょう。つまり、その時間に仕事が入っていないか、あるいはほかの人と会う約束があるか、といったことです。
先約があれば残念ながら断ることになります。はっきりとした先約だけではありません。また業務多忙の時は、必要のない予定は入れたくないもの。その場合も断るかもしれません。
では、質問です。これが「3ヶ月後の〇月〇日の午後にイベントがあるのですが、参加していただけませんか?」だとどうでしょうか。それほど先の話だと、予定は入っていないことが多いはずです。そのため、軽い気持ちでOKする人も多いでしょう。