あの人は今年いくつ?生年月日から瞬時に年齢を判断する方法

nenkin20180110
 

例えば父母や祖父母など、生年月日は知っているけれど今年何歳になるのかパッと出てこない…なんてケース、結構あるものですよね。今回の無料メルマガ『年金アドバイザーが教える!楽しく学ぶ公的年金講座』では著者・hirokiさんが、「生年月日から瞬時に年齢を判断する方法・平成30年度版」を記しています。

年金で超重要な生年月日から瞬時に年齢を判断する方法!

さて、新しい年に変わったので本日のテーマです! 年金の一次情報としては生年月日が特に重要。年金にはもう嫌になる程の生年月日が出てきます。僕も毎回記事では生年月日やら年月日を書きますが、年金にはどうしても避けられないものだからです。しかし見る人にとってはここで嫌になるんですね。

でも年金の入り口とも言える生年月日さえすぐわかれば様々な年金に対する情報を推測する事が可能になり、また面白くなります。役所に相談行った時とかも、よく机に年齢早見表が置いてありますよね。

そんな超重要な生年月日なんですが、昭和何年生まれとか、西暦が何年とか言われてもその人の年齢ってパッとわからないですよね。僕も昔は非常に頭が混乱した所でありましたが、コツさえ掴めば早見表無くても楽勝です。たぶん、年金に限らずいろいろな場面で役立ちます。そんな生年月日からの年齢の出し方を見ていきましょう!

では、いきなりですが昭和38年1月3日生まれの人は何歳でしょうか?

※ 参考:昭和は64年1月7日まで存在します。

自分の生年月日から逆算しますか? その必要はありません。年が変わり今は平成30年ですが、昭和に直すと今年は昭和93年になります。この昭和93年というのは年が変わるごとに1年足していきます。

昭和93年から昭和38年を引くと55歳です。

これだけ。

また、この人の誕生日は1月3日ですが、年齢は誕生日の前日である1月2日に既に55歳になっています。僕がいつも記事で年齢到達日というのは実際の誕生日の前日を指しています。これは明治35年に出来た「年齢計算ニ関スル法律」というもので定められています。

じゃあ昭和38年7月16日生まれの人ならどうでしょう。

なーんだ! さっきと同じで昭和93年から引けばいいじゃん! って思いますが、まだ今の時点では誕生日の前日である7月15日を迎えていないので54歳です。あくまで今年55歳になる人という意味です。

では次は西暦で見てみましょう。

昭和の場合は1925年を基準に使います。この1925年というのはずっと変わらない定数と思っていただければ。さっきの人であれば、1925年+昭和38年=1963年が生まれ年。

2018年-1963年=55歳。

1963年生まれです!って言われたら、そっから1925年を引けば昭和38年が生まれ年。あと、先に今年は何歳ですって言われたら、例えば今年58歳になった人であれば昭和93年-58歳=昭和35年生まれ。昭和35年を西暦に直したら、1925年+昭和35年=1960年が生まれ年。

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