辛いですアピールはもうやめよう。飲食系の仕事がもつ偉大な役目

nakanishi20180112
 

飲食店で働く人と話していると、口をついて出るのは「休みも少ないし、安月給だし、やってられませんよ」という愚痴にも似た言葉ばかり。確かにそれも事実のひとつですが、ご自身の仕事の「最大の役割」を忘れかけていませんか? 今回の無料メルマガ『飲食店経営塾』では著者で飲食店コンサルタントとして活躍中の中西敏弘さんが、飲食店の仕事が担う「社会での役目」について熱く論じています。

飲食店の仕事は、「社会貢献」につながる仕事なのか?

「他人への貢献」を明文化したものが、企業のミッションにほかなりません。

 

私は、自社の存在意義や、自社のサービスが社会にどのように貢献しているのかを伝え、働く人に使命感や貢献感を持たせてあげるのは、企業の重要な役割であると考えています。

 

特に若い人たちにはとっては、仕事で自己実現を図ろうにも、知識がスキルがなく、経験も浅いため、すぐに納得のいくような成果を出すことは難しいでしょう。自己実現性の満足を高めるには、自身の成長が前提ですから、そりなりに時間がかかります。

 

経済性についてもまた、同様のことがいえるでしょう。

 

だからこそ私は、働く人に「社会性」の目的を持たせてあげることが大事だと思うのです。

とは、『1枚の「クレド」が組織を変える!』(実島誠・著/実務教育出版)の一説。

仕事の目的意識の持たせ方で、働き方が変わってくる。なので、会社の理念ミッションに基づくような仕事には、顧客や社会や使命感・情熱のようなものが生まれ、「やらされ感のような感覚がなくなり主体的な仕事ができるようになる、と述べられています。

先日、この一説をあるご支援先で読んでもらい、ミッション(理念)を深めるという勉強会を行ってきました。すると、多くの人が、「自分たちは本当に社会に貢献できているのだろうか?」「飲食店って社会に貢献している仕事なんだろうか?」とい疑問を持つ人おり、これが勉強会の中での大きなテーマとなりました。

飲食店で働くことが、社会に貢献することにつながるのか? 皆さんは、どう思われますか?

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