そして社会の最小単位が家族ですから。家族の中で、この挨拶を一番受ける人が家長なんですね。そのエネルギーをもらって、外で働いてくるわけですよ。ですから、家族がいるのに挨拶の声が聞こえない家というのは、家長さんにエネルギーを与えずに働いてこいや、と言っているのと同じなんですね。そんなのを何十年って続けていたら家長さんは早死にしますぜ。
一人暮らしはもっと厄介で、そもそも自分以外に誰も家にいないんですから。今日び囚人だって挨拶をもらっているってのにね。
そんな可哀想な人に、とっておきの秘技をご紹介しましょう。家を出て、会社に行くまでにすれ違う全ての人に、出来る範囲で良いですから、
● お早う、今日もみなさんに幸あれ
と内言で呟いてください。これを続けていると、そのうちあなたが、他の人からたくさん挨拶をもらえるようになりますから。
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