名護市長選の結果は「民意」ではない?朝日新聞社の呆れた主張

miyawaki20180207
 

米軍基地問題に揺れる沖縄県の名護市で行われた市長選挙。結果は自公が推薦する新人候補の当選となりましたが、この「民意」を否定するマスコミもあるようです。今回の無料メルマガ『マスコミでは言えないこと』では著者でITジャーナリストの宮脇睦(みやわき・あつし)さんが、そうした一部メディアの矛盾した報道姿勢を理詰めで批判しています。

選挙後に聞こえてくる「断末魔」

2018年2月4日投開票された沖縄県名護市の市長選挙。米軍普天間基地の移設先である「辺野古」を擁する自治体の首長選挙。

安倍政権・与党の全面バックアップを受けた、基地移設に原理主義的反対派ではない渡具知武豊とぐち・たけとよ氏が当選しました。積極的賛成と書かないのは、名護市民も悩んだ果ての決断だからです。

ただし、そもそも論でいえば、すべての手続きが完了している以上、機械的に移設作業が進められ、可能な限りそれに協力するのが法治国家の国民であり自治体ながら、なぜか「左派を名乗る方々はこれに抵抗します。

基地反対派の抵抗がそれですが、いまだに「トランプ大統領を認めないかの米国リベラルも同じくです。グラミー賞その他の芸能を政治舞台にするのは、ご勝手に。といったところで、それはエンタメですから「いやなら見るな」の話し。

ちなみに視聴率の凋落激しいフジテレビ。かつて栄華を誇っていた頃に「イヤなら見るな」とはフジテレビの発言ではなく、ナインティナイン岡村隆史のラジオでの発言。

グラミー賞の視聴者数も「イヤなら見るな」。露骨なトランプ批判に視聴者は飽きており、ロイターはこう伝えています。

CBSは29日、第60回グラミー賞授賞式の米テレビ視聴者数が、前年から600万人超減少したと明らかにした。グラミー賞は米音楽界で最高の栄誉とされている。授賞式は28日に3時間半にわたり放映された。CBSはニールセンのデータとして、米国でのテレビ視聴者数が1980万人だったと発表。これは2006年以来の低水準となる。2017年は2610万人だった。

米グラミー賞のテレビ視聴者数が低迷、厳しい評価も

一般的な感覚を持つ市民、国民からすれば、ある極端な政治信条に触れたとき、しばらくの共感はあっても、それを執拗に繰り返されれば嫌気がさすもの。

例えば「らっきょう」が好きな人がいたとして、その「らっきょう愛」を熱く語られたとき、何度かは面白がって話しに耳をかたむけ、お愛想的に相づちをうったとしても、会うたびどころか、電話やLINE、メールなどで、執拗に「らっきょうをヨロシコ」と繰り返されたら嫌いになる。こともあるということ。

平昌五輪を前に執拗にマスコミ、すなわち新聞やテレビといった「オールドメディア」が繰り返す「韓流マンセー」に重なります。好き嫌いの明確な感情がなくても、不可思議を通り越して異様な韓流文化やタレントの紹介はもちろん、「大ブーム」という前提での切り取り方に、皮膚感覚(市民感覚・街角雑感)からの温度差、すなわち違和感は嫌韓に転じやすいものです。

先日、ある主婦がこう言っていました。

「韓国は嫌いって思うほどよく知らないけど、テレビの嘘は大嫌い。チーズダッカルビ? 食べたことないし」

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