楽天携帯、いきなり時代遅れ。設備投資たったの6000億で関係者も失笑

 

もうひとつ「イー・アクセスやUQコミュニケーションズは4000~5000億円だった」という発言。イー・アクセスは、この金額では足りず、ユーザーに満足なネットワーク環境を提供できなかったからこそ、市場から消滅してしまったのではないか。この金額で充分で、全国規模のネットワークを構築し、音声通話サービスも問題なく提供できてたら、ソフトバンクに買収されることはなかっただろう。

イー・アクセスは1.7GHzを軸にサービスを提供したが、それでは品質面では満足できず、やはりプラチナバンドである700MHzを欲しがった。プラチナバンドのない楽天もイー・アクセスの二の舞になる可能性が極めて高い

UQコミュニケーションズも「KDDIからLTEのネットワークを借りる」という荒技で、全国網を構築している。結局、5000億円程度の設備投資では、全く足りないのだ。

三木谷社長は「すでに様々なベンダーから見積や提案を受けている。MNOで働いた経験のある人を多く採用している」というが、誰か三木谷社長を止める人はいないのか

 

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日経トレンディ編集記者として、ケータイやホテル、クルマ、ヒット商品を取材。2003年に独立後、ケータイ業界を中心に執筆活動を行う。日経新聞電子版にて「モバイルの達人」を連載中。日進月歩のケータイの世界だが、このメルマガ一誌に情報はすべて入っている。

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