独裁一直線の習近平、実は報復を恐れて引退できない説

 

習近平が皇帝になることについて、中国人、ことに反体制の人権弁護士や民主活動家たちなどは、恐れを抱いています。しかし意外にも、「早く皇帝になれ」「いいではないか」という声も少なくありません。

ことに無理やり「中華民族」にされた非漢族(少数民族とも称される)には、そう主張する人が多い。いわゆる「ほめ殺し」で、中国国内から反発が出ることを見越したものです。もう中国は峠を昇りきって、あとは下るだけの状態です。そんななかで、皇帝になるという時代錯誤によって、中国は確実に混乱と弱体化へと向かっていく。そうした期待をこめて、習近平の「皇帝化」を評価する人たちも少なくないのです。

歴史的に、独裁者の末路というのは悲惨なものです。習近平も王岐山も、自らへの憎悪を回避するためには、権力を持ち続け、さらに批判者を弾圧していくしかない。両者はそういった独裁のスパイラルに入り込んでいるのだと思います。この2人によって、再び中国は大動乱へと向かっているのです。

※本記事は有料メルマガ『黄文雄の「日本人に教えたい本当の歴史、中国・韓国の真実」』2018年3月6日号の一部抜粋です。ご興味をお持ちの方はぜひこの機会にバックナンバー含め今月分すべて無料のお試し購読をどうぞ。

 

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